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感染症が疑われる場合の外来

新型コロナウイルス感染症は令和5年5月8日より感染症法上の位置づけが「5類感染症」となり、さらに令和6年4月からは公費負担が終了し通常の医療体制へ移行したことに伴い、当院でもいわゆる「発熱外来」としての対応は終了致します。今後の対応は以下に記すような手順となります。新型コロナおよびインフルエンザの抗原検査は、希望者にのみ行います。

受診方法

発熱等の「感染症が疑われる症状(※1)」で受診希望の場合は、直接ご来院なさってください。電話での事前のご連絡は不用となります。(注:例外として、すでに新型コロナ等の診断がついている方の受診希望の場合は、感染予防の観点からあらかじめお電話でご連絡をお願いします。)受診時はマスクの着用をお願いいたします。

対応内容
  • 発熱で受診なさる患者様のうち、希望者には新型コロナウイルス抗原検査およびインフルエンザ抗原検査を施行します。(抗原検査が陽性の場合は、治療として抗ウイルス剤(※2)を選択できるため、このような治療をご希望の場合は抗原検査を受けてください。)抗原検査は特定の時間に行いますので、ご来院の時間に応じた検査開始時間をご案内致します。
  • 抗原検査をご希望なさらない患者様については、順番での診察になります。通常の患者様と動線を分けるため、感染対策室で待機していただきます。診察も感染対策室で行います。感染対策室が満室の場合は、自家用車内での待機や、ご自宅で待機していただく場合がございます。
  • 病状により必要な対応(採血、レントゲン等)を行います。
  • 病状に応じた処方箋を発行します。

※1:※通常の風邪や新型コロナ、インフルエンザを含む呼吸器感染症、感染性の胃腸炎など

※2:インフルエンザ抗原陽性の場合、希望に応じてインフルエンザ治療薬(タミフルやイナビル等)の処方。新型コロナウイルス抗原陽性の場合、重症化リスクや希望に応じ、新型コロナウイルス感染症の経口治療薬(ゾコーバ、ラゲブリオ、パキロビッド等)の処方。

新型コロナに対する抗ウイルス剤について

「5類感染症」に扱いが変更されたとはいえ、新型コロナ感染症は重症化や後遺症など、いまだに軽視できない問題が残っています。新型コロナ感染症に対して抗ウイルス剤による治療を行った場合、症状の早期改善、重症化の予防、および後遺症の減少などが期待されます。一方薬価は高額であり、2024年4月からの公費負担終了に伴い、最も安価な抗ウイルス剤でも約15000円の負担(3割負担の場合)になります。

(2024年4月18日更新)

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